メガソーラーの動向と当社の取り組み

摘要

2012年7月1日から新たに施行された固定価格買取制度によって，国内でこれまで普及が進んでいなかった非住宅用太陽光発電市場が大きく拡大している。2012年7月から11月末までの住宅用（10kW未満）太陽光発電の設備認定容量は約727MW，非住宅用（10kW以上）では2500MWを超え，このうちメガソーラー（1000kW以上）は約1400MWを占めている。太陽光発電は天候に左右される不安定電源でありながら，他に比へて建設期間が短く地域偏在性も小さいことから，再生可能エネルギーのトップランナーとして急拡大の勢いを見せている。一方この制度スタートに向けて規制緩和への検討が多数実施されており，太陽光発電の普及を後押ししている。