昭電、中間期連結は株式の売却等で減収増益～純利が108億円改善－電子·情報部門が健闘／通期も減収増益を予測－

摘要

昭和電工の2002年6月中間連結決算は、売上高が3,286億6,500万円と前期に比べ11.9％減少し、営業利益は2.9％減の113億4,200万円とほぼ前年並みだった。 しかし損益面においては、上半期中に人員削減などにより約100億円の合理化を図ったことで経常利益が9.7％増の39億5,300万円となり、純利益は昭和キヤボットスーパーメタルの株式亮却益等を特別利益に計上したため102億1,600万円（前期▲6億1,400万円）となった。また単体決算は、売上高が2.8％減の2,109億3,900万円、営業利益が18.7％増の65億1,200万円、経常利益が24.8％減の28億2,900万円、純利益が164億8,800万円（同▲68億6,600万円）で中間期を終えている。