三菱化学、負債削減目標を1年前倒し達成／基盤整備進展～社長会見－2005年度からの成長計画の検討開始／投融資戦略など議論へ－

摘要

三菱化学の冨澤龍一社長は定例記者会見を行い、2003年度から2年間の経営基盤整備計画「革進－Pbase1」の進捗状況を語った。 そのなかで、最優先目標に掲げた有利子負債削減計画を1年前倒しで達成したうえ、コスト削減計画も当初予定を上回るペースで進んでいる点を強調した。 また2005年度からの成長·飛躍に重点を置く次期経営計画「同Phase2」の方針にも触れ、今後、三菱化学の2010年のあるべき姿を念頭に置きながら①グループ経営のあり方②事業ポートフォリオ改革③研究開発戦略④投融資戦略／財務体質改善について議論を重ねる意向を述べた。