昭電、1月21日より酢エチを15円債上げ～輸出価格の値上げも予定

摘要

昭和電工は、1月21日より酢酸エチルの国内価格を短当たり15円債上げする方針。 原料（酢酸など）価格の上昇と需給のタイト化が背景で、輸出価格についても近く値上げをアナウンスする。 酢酸エチルの2001年アジア需要は前年並みの50万トンに止まった。 しかし2002年の旧正月（2月中旬）明けから急速に回復しており、中でも特殊グラビアインキ、ラミネート用粘着剤向けがフードパッケージの需要増や脱トルエンの影響で伸びている。 また内需も2001年は20万160トンと前年に比べ0．8％減少した。 しかし昨年1－10月は16万7，197トンと1．8％増加している。