石化製品、中国向け輸出比率がさらに拡大～上期は全体の約7割に－エチレン換算ベースで25％増加／主要製品が軒並み2ケタ増－

摘要

石油化学製品の輸出に占める中国向けの比率が一段と高まっている。 今年上期（1-6月）の中国（香港を含む）向け輸出量は、エチレン換算ベースで74万6，000トンと前年同期比25％も増加し、輸出全体に占める割合は7ポイント上昇して68％に達する程となった。 た、エチレン生産量に占める割合も22％にまで高まっており、日本の石化産業はもはや中国への輸出なくして成り立たない状況となっている。