BTX2001年需要実績、1.2％減の1,077万t～5年後1,100万t台に－内需3％減／輸出32％増～タール製品は4.8％減の114万t－

摘要

日本芳香族工業会は、BTX（ベンゼン、トルエン、キシレン）とタール3製品（ピッチ、クレオソート油、95％ナフタリン）の2001年需要実績とBTXの長期需要予測をまとめた。 これによるとBTXの2001年需要は、内需が前年比3.2％減の995万7,100トンと3年振りに1,000万トンを下回ったものの、輸出は31.9％増の81万5,100トンと大幅に伸び、1,000万トン台を維持（1.2％減の1,077万2,200トン）した。 さらに2006年には、2001年比2.4％増の1,103万4,000トンに拡大する見込み。 一方タール3製品の需要は、4.8％減の114万6,000トンと内需（3.7％減の107万1,000トン）、輸出（17.4％減の7万6,000トン）とも前年を下回った。