グンゼ、台湾にITOフィルムの合弁会社～来年10月生産開始

摘要

グンゼは、台湾·台南県に10月にITO（インジウム·スズ酸化物）フィルム生産合弁会社を設立する。 新会社「郡宏光電」の資本金は2億台湾ドル（約7億円）でグンゼが51％、台湾の華宏新技が49％出資する。 設備投資額は14億円で、来年10月にも生産を開始する。 ITOフィルムはPETフィルム上に酸化インジウムに酸化スズを添加した化合物をスパッタリングにより成膜したもので、近年、タッチパネルの電極用としての需要が高まっている。 製品は主に台湾や中国のタッチパネルメーカーに出荷し、2010年に売上高10億円を目指す。