鐘淵化学、連結決算は国内グループ減収が響き海外増収も売上減－塩ビ·電材の低迷続き営業15％減益／設備投資は前期並み－

摘要

鐘淵化学工業の2002年3月期連結決算は、カネカテキサスやカネカペーストポリマーなど海外子会社が売上げを拡大したが、本体および国内子会社の減収が響き、売上高は対前期比3．2％減の3，556億円と8期連続の増収記録にストップが掛かった。利益段階では海外子会社が増益となったが本体と国内子会社の減益をカバーしきれず、営業·経常利益ともに減益。