北海道から外断熱の取組みを紹介

摘要

（社）北海道建築技術協会（荒谷登会長）は、11月22日、東京·港区の建築会館において、2005年外断熱セミナー「北海道のRC造外断熱への取組み」を開催した。 このセミナーは、北海道で認識の高まっている夕を断熱の全国的な普及を目指して開催されたもの。 まず初めに、開会挨拶で荒谷会長は「外断熱により室内の寒さがなくなることによって、素晴らしい生活環境になるという認識が広まってきていると実感している。 最近では、強さを求める技術から弱さを活かす技術へ、ハイテクからローテクへと変化してきている。環境とエネルギーを大切にすることは大事なことであり、それには外断熱がうってつけである」と挨拶した。続いて、（独）建築研究所の坊垣利明氏が「外断熱は優れた特長を持つが、万能ではない。 何にでも適材適所があるように、きちんとした維持管理のやり方がある。 今日のセミナーでは技術的な解説が多いので、しっかり勉強してもらいたい」と挨拶した。