国際紙パルプ商事，提携店を拡大 古紙の店舗回収量3倍 調達方法多様に 流通量減少補う

摘要

製紙大手などが出資する紙販売大手，国際紙パルプ商事（東京·中央，田辺円社長）は全国のスーパーと提携し，製紙会社に提供する製紙原料用の古紙の店舗回収量を3倍に増やす。回収対象の店舗数を2～3年後に現在の2倍以上の500～600店舗に高める。従来は問屋からの調達が主流だったが，雑誌や新聞の部数減などで古紙の流通が減る中，自社網を育て調達を多様にする。