韓国POSCO、石炭ベースのDRIプロセスを商用化浦項製鉄所にFINEX法の工場が竣工、年産150万t

摘要

世界第4位の粗鋼生産を誇る韓国POSCOは約15年をかけて、研究開発を進めてきた、還元材に一般炭を使用する直接還元鉄（DRI）工場を浦項製鉄所に完成、5月30日にノ·ムヒョン大統領、キム·ヨンジュ産業資源部長官など国内外約1，000人の出席の下、盛大な竣工式を行い世界初の1号機商業化を達成した。 石炭ベースの還元鉄プロセスはFINEX法といわれ、年産能力150万t、同社が1992年から開発に取組み、これまで約1兆600億ウォン（約1，400億円、うち222億ウォンの国策課題研究開発費を含む）を投じて独自に開発、建設を進めてきた。