中国の過剰設備の集約進まず遠浅採掘·生産も横行

摘要

レアアースの15年の世界供給量（特に断りがなければ希土類酸化物·REO換算，表1）は，アメリカ内務省地質調査所（USGS。「イットリウム」とイットリウム以外の「レアアース」に分かれる）によると，レアアースが124，000tで前年比1％増え，イットリウムが8，000～10，000tで同29％増え，合計は133，000tで同2％増。USGSでは，中国の希土類生産量が中国政府による鉱山会社の採掘·精鉱生産割当て（105，000t）とし，アメリカやオーストラリアなど中国以外が19，000tとする。埋蔵量は1億3，050万tで，世界需要の1，000年近くある。