有機金属シアノ錯体の分解によるベロブスカイト型酸化物触媒の調製と触媒作用

摘要

結晶性金属シアノ鍛体からベロブスカイト型酸化物を調製する方法について検討した．結晶性金属シアノ錯体を空気中で熱処理すると」400℃以上でシアノ基が分解すると同時にベロブスカイト型酸化物が形成することがわかった.低温でベロブスカイト型酸化物が調製できるのは結晶性金属シアノ錨体の結晶構造とべロブスカイト型酸化物の結晶構造の類似性に由来すると考えた，触媒の表面積は焼成温度仙7代℃で急激に低下すること，表面積が残存するcarbonate種と深い関係があることを明らかにした.CO酸化悟十生は焼成温壕600℃で最大となる山型の序列を示した．