技術エッセイ 第2話 科学と玉磨の接点：球体のはなし

摘要

ところが球体に対して古くから理学者の関心が向けられ、数学や物理学の分野で研究の対象に取上げられてきた。光学を筆頭に、幾何学特性（最大空間充填率、最小比表面積、1変数による表面積·体積の特定）、電磁気特性（放電、磁化）などは球体と学術的に縁が深い事例である。本話では球体と磁化特性の関わりを取上げる。