地方公共団体における騒音苦情処理の実情·現状

摘要

我々の生活している空間には様々な音が存在しており，好むと好まざるとに関わらず，その音を聞いています。存在する音の中で，多くの住民がうるさいと感じている音については，法律や条例等においてその発生レベルの大きさに規制を設けています。現在のところ，法律においては①工場事業場，②建設作業，③交通関係を，地方公共団体の条例においては，法律の補完的意味合や，カラオケ騒音などの深夜騒音等に関して規制を設けています。