大型油圧装置設計の勘どころ（第三回：タンクステーション）

摘要

従来より油圧装置に使用されている一般石油系作動油は、第4類第4石油類の危険物として消防法の適用を受けていましたが平成14年6月より改正消防法が施行され取り扱いが変わりました。すなわち作動油の引火点が200℃以上のものすべてに適用されていましたが改正消防法では、200℃以上250℃未満が適用範囲となります。従って引火点が250℃以上であれば石油系作動油でも危険物ではなくなり“指定可燃物”となり様々なメリットが出て来ます。（表1、表2）その他、液面計·ストップ弁等に対して規制があるので設置場所の消防署に確認することが必要です。