平成22年におけるクレーン等による災害発生状況およびクレーン等の設置状況

摘要

わが国の労働災害による死傷者数（休業4日以上の負傷者及び死亡者）数の推移は，図1のとおりであり，長期的には減少傾向を示している。平成22年における死傷者数は107,759人であり，平成21年に比べ2,041人の減少に転じた。平成22年末現在のクレーン等の設置状況については，表2及び表3に示すとおりである。平成21年と比較すると，クレーン，スタッカー式クレーン，エレベーターが増加している一方，へ移動式クレーン，デリック，ゴンドラで減少している。