全自動スラリー回収脱水装置

摘要

遠心分離機で作業工数を削減する提案を実施したが、もし同時に含水率が既存より低くなる機能を遠心分離機に盛り込むことができれば、より貢献度が高い製品になるのではないかと考え、開発に着手した。色々と検討を重ねた結果、発想を一変し、含水率をいったんあえて高めにしてから乾燥させるという方法が考案された。最大の着目点は、徐々に含水率を増やし88%を超えてくると脱水汚泥がペースト状になったことだった。その状態であれば分厚いケーキ状と違って簡単に薄く引き延ばすことができる。