日本発 金型加工最前線－JIMTOF 2006に見る最新金型加工技術：金型加工用高精度立形マシニングセンタ「NVD 6000 DCG」の開発

摘要

近年、携帯電話やデジタルカメラなどに代表される機器の小型化·軽量化が進んでいる。 一方で、液晶ディスプレイや自動車部品などの中·大型金型加工においでも高精度な製品を短納期で生産することが強く要求されている。 高速·高精度加工への要求に応えるべく、当社では重心駆動（Driven at the Center of Gravityという英語の頭文字をとってDCGと呼んでいる）理論に基づいた構造を採用している。DCGを用いた立形MC（マシニングセンタ）NVシリーズは、2003年10月のNV 4000 DCG発売以来、すでに多くのユーザーから好評を得ている。 今回、シリーズ展開として開発した金型加工用高精度立形マシニングセンタ「NVD 6000 DCG」（図1参照）について紹介する。