高齢者のIT利用特性に関するデータベースの構築－データベースの設計·構築及びその活用方法

摘要

超高齢社会を目前にし、高齢者が、その好むと好まざるとに拘わらず、IT関連機器を操作する必要性がさらに増大していくと考えられる。 従って、高齢者が無理なく使いこなせるようなIT関連機器を具現化することこそが重要な社会的責務と考えられる。そこで本研究では、上記IT機器の設計を可能にするために，必要な情報は何かを検討し、設計支援のためのデータベース（以下「高齢者IT利用特性DB」と呼ぶ）の設計·構築及びその活用方法を提案する。