－飼料需要は増加したが上半期における配、混合飼料原料の動向

摘要

平成九年度上半期（四～九月）の全国の配合飼料生産に使用された微量添加物の使用量は三万円〇八二屯で前年同期対比九八、八％、一、二％の減である。 配合飼料の生産量が一、一六二万三、三六四屯で前年同期対比一〇〇、九％であるため、この伸長率を下回った。 また、微量添加物の使用割合は〇二元％となった。 同期における微量添加物の動向でみると、①プレミックスの濃縮化が殆ど終了しているが、使用量が増えているのは、各工場が手間がかかるので単品でなくプレミックスに切り替えているためとみられること、②リジンの高騰から使用量を減らしたことからミネラル類、アミノ酸類の使用量が減少していること、③ブロイラーの後期での休薬期間を長くしているので抗生物質、合成抗菌剤の使用量が減少していること、④ペレット化（エキ　 スパンダー）から防ばい剤の使用量が増えていること、等である。