平成二十一会計年度における原料の使用動向: —生産自体は増加したが

摘要

平成二十一会計年度(四-三月)における配.混合飼料の生産に使用された飼料添加物の使用量は九万三、四七八屯で前年度に比べ一〇二.八％である。二十年度が前年度対比三.四％増、十九年度が同二.九％増、十八年度が五.五％増、十七年度が同0.六％増、十六年度が同三.三％増、十五年度が同〇. 一％増、十四年度が同四ニー％増、十三年度も同二.八％増であったため、伸び率は前年に比べ若干低下したものの、会計年度としては九年連続での増加をみせるとともに六年連続で史上最高の使用量を更新し続けており、この九年間に二万屯強増加している。同年度における配.混合飼料の生産量は二、四八0万二、七五三屯で前年度に比べ一〇 一二 ー％、この生産に使用された全ての原料の使用量が二、四八五万三、四三六屯で同一〇 一二 ー％であるため、飼料添加物の使用量の伸びは全原料の平均伸長率の二 倍強となり四年連続で全原料平均を上回つており、全原料に占める飼料添加物の使用割合は0 .三八(前年度〇.三七％)とほんのわずかずつではあるが四年連続でのアツプをみせている。