船舶におけるPMの計測と生成機構

摘要

船舶において精度の高いデータを採取するために，実船実験で用いた希釈トンネルを含む排ガス計測装置を実験室内に再現し，捕集量，希釈率，サンプリングプローブの形状，サンプリングラインの長さ等の実験条件がPM計測値に及ぼす影響を明らかにするとともに，計測精度を向上させる方法について検討した．また，実船に搭載されている主機関を用いて，比較的大形の舶用ディーゼル機関におけるPMの生成機構について検討した結果について解説する．