骨粗鬆症と診断されたと訴える患者さんに，ガイドラインに示された推奨グレードBの薬剤が単独で処方されていました．この処方意図について教えてください．また，このような処方に対して医師へ問い合わせをすべきケースはありますか？

摘要

上記の質問について考えてみる．まず対象者は，骨粗鬆症と診断されていることより，治療を要するものと判断される．その治療薬の選択において，ガイドライン推奨グレードBの薬物が処方されている．この場合，処方医師がガイドラインを理解していない場合と熟知したガイドラインの内容より意図的に処方を計画した場合がある．