マイクロ波レーダーセンサによる睡眠時非接触呼吸計測法と 睡眠時無呼吸症候群など睡眠時呼吸疾患スクリーニングへの応用可能性検討

摘要

睡眠時無呼吸症候群（SAS)は勤労者の調 査において有病率2.5%との報告があり，肥 満，高血圧，心臓疾患などと合併して健康管理 上も重要な問題であることがここ20年ほどの 間に認識されるようになった.睡眠時無呼吸症 候群の場合その最終診断はポリソムノグラフィ (PSG)によるが，設備が大掛かりであること， 多数の電極などを装着する必要があるなど病院 以外での使用は困難である.