GMSとMTSAT赤外チャネルの中心波長·波数とセンサブランク関数

摘要

イメージヤやサウンダは、チャネル固有の応答関数で表される帯域幅を持って地球からの放射量を観測する。 このため、放射輝度と等価黒体温度（輝度温度）との変換には、単色光のプランタ関数の応答関数による加重積分が必要となる。 この変換を高精度かつ高速に行う手法として、Weinrebetal（1981）やPlanet（1988）らは、単色光ブランク関数にバンド補正係数を導入したセンサブランク関数を提案した。 この手法を利用して、GMS衛星及びMTSAT衛星の全赤外チャネルについて、その中心波長と波数、センサブランク関数のバンド補正係数の計算を行った。