三菱化学、次期中計で営業益七百～八百億円達成へ増益計画を推進、七事美本部の着実な施策実行を

摘要

三菱化学は、次期中計の最終年度となる〇二〇年に向けた収益拡大策を着実に実行していく方針だ。〇一四年度の営業利益は三百億円程度を見込んでいるが、〇二〇年度には営業益七百～八百億円の達成を目指していることから、今後六年間で四百億円強の上積みが必要となる。石塚博昭社長は『七つの事業本部の内、石化基盤本部では今年七月に鹿島でクラッカーを一基化し、○一六年四月の水島事業所·酉日本エチレンのクラッカー一基化に加え、ナフサの価格動向の安定を前提とすれば、五十億円の増益が期待できる。