ワイヤレスロガー＜特定小電力無線を用いた小型データロガーによる計測システム＞

摘要

従来は、現場に設置したロガーで各種センサからの信号を定期的に測定·記録しておき、そのデータを後でパソコンなどに取り込んで処理·解析するのが一般的であったが、分散した場所で多数のロガーを使用している場合には、データ収集する際の作業効率などが問題となってくる。 また、パソコンによって一箇所で集中管理をしたいという要望も多くあげられている。 これらの要望に応える手段として無線通信を用いることで、データ通信のための配線などを考慮する必要がなくロガーの設置が容易になり、データを収集する際の作業効率が向上するといったメリットがある。ここでは、機器間の通信インタフェースとして特定小電力無線を利用した小型ロガー（ワイヤレスロガー）のシリーズ製品について紹介する。