サントリー酒類㈱利根川ビール工場エンジニアリング部門

摘要

“エコファクトリー”をめざすサントリーのビール工場では，不断の省エネ活動が展開されている。武蔵野，京都に続く同社3番目のビール生産拠点である利根川ビール工場では，2005年に「バイオガス混焼型天然ガスコージェネシステム」を導入し，エネルギー原単位90年比50％削減という著しい省エネ成果を収めた。その背景には，優れた技術力，そして「人と自然と響きあう」というサントリーの企業理念を体現する技術者たちの高い環境意識があった。