最新のリジェネレイティブラジアントチューブの技術動向

摘要

FFRTは，世界的なバーナメーカーであるNorth American Manufacturing Company（NA）社（米国）と技術提携し，海外で多くの実績を持つNA社のTBRT（Twin Bet Radiant Tube Burner）の基本技術を応用し，東京ガスの燃焼技術を加え抜本的に構造を見直し，改良を積み重ねて生み出された商品である。 1999年，連続式鋼板熱処理ラインへの導入でデビュー以来，現在までに12設備に採用され，合計設置台数2，500本のベストセラーとなっている。 それも，お客様に性能, 耐久性, 操作性, メンテナンス性が評価され，リピーターとなっていただいているためだと感謝している。 NA社のTBRTの実績も含めると，全世界で約6,000台ももの販売実績を誇り，先進のリジュネラジアントチューブバーナである。 今後も継続してコストダウン，また，皆様の仕様に合わせた改良と普及促進に努め，多くの加熱設備の合理化，環境負荷低減のお役に立つことができれば幸いと思っている。 今回紹介したFFRTは，東京ガステクノステーション（東京都荒川区南千住）に常設している。 興味をもたれた方はぜひ来場いただき，実機を見学いただければと思う。