SPIに見る最近のStructural Fom成形の応用開発動向[3]

摘要

前号に引き続き、アメリカのSPIのAlliance of Plastics Processors（2005年まではStructural Plastics Div?）が主催するNew Product Design Competitionに出展されたStructural Foam成形による応用製品について、その間発動向を応用分野別に紹介する。 この分野の製品には従来、そのほとんどのエンクロージャーにSF成形品が用いられてきた。 しかし、ガスアシスト射出成形（GAIM）の発達に伴い、パソコンなどの小·中型製品はSF成形からGAIMに移行し、SF成形は大·中型製品の開発に使われるようになってきた。 大·中型成形品で特に強度を要求される製品は、GAIMでは充分満足できる強度を得ることが難しいとされている。