革新的研究開発推進プログラムの議論が大詰め

摘要

実現すれば世の中のあり方を大きく変えるような研究開発を支援しようと、政府の総合科学技術会議（議長＝安倍晋三首相）が進める革新的研究開発推進プログラム（ImPACT）の議論が大詰めを迎えている。同プログラムの要となる研究開発計画を主導するプログラム·マネージャーには179人の応募があり、このうち産業界からは59人が応募した。政府は6月をめどに10～15人のプログラム·マネージャーを決定する方針。モノづくりなどをテーマに、一人当たり35億～55億円程度の巨額予算が得られるだけに、産業界の関心も高い。