拘束ストレスによるマウスの血中ヒアルロン酸濃度の変化 （学）光和学園

摘要

【目的】ヒアルロン酸は生体に広く分布しており、組織を構成維持する重要な物質の1つとして知られている。 これらは高分子量と低分子量のものが存在し、前者は関節軟骨の保護、後者は炎症性サイトカインなどの産生促進作用を有するといわれている0さらに、ヒアルロン酸は痛や各種疾患の進展に関わっているとの報告もある。以前我々は、拘束ストレスマウスにおいてCDintIL-2R，β＋細胞の増殖活性化や好中球による組織障害を誘導することを報告している。今回、拘束ストレスマウスにおける経時的な血中ヒアルロン酸量と各種臓器のリンパ球の変化を検討しその関連性について検討を行った。