クラリオンが描くクルマと匕卜の明るい未来-世界初，曰本初，業界初を生むDNA-

摘要

1940年，太平洋戦争に突入する1年前，東京'白山に「白山無線電機」が誕生した。当時は電池式の家庭用ラジオを製造'販売，その後瀧澤無線電機工業と合併し， 「帝国電波」と改称。苦しい時代を経て，戦後，日本にモータリゼーションが到来した。その時代の波に呼応するかのように，他社に先駆けて，曰本初となるカーラジオを発売。ドライブミュージックの先駆けとしてのポジションを獲得した。その後，米国向けのカーラジオに進出，日産自動車の純正部品の指定など，事業は順調に拡大する。創業30周年となる1970年12月,社名を「クラリオン」に変更。音と人を結びつけ，楽しく快適な空間に進化させる会社としての地位を名実ともに確立した。さらに新境地となったのは，カーナビゲーシヨンシステムである。まだデジタル地図システムがなかった時代に,地図をなぞることでデータ入力を行い,走行時には音声と矢印で目的地まで案内するナビゲーシヨンシステムを登場させたのだ。早すぎる「車載情報機」の登場は，その後，車載コンピュータ^は090」へと引き継がれ，カーナビゲーシヨンへと進化。クラリオンの挑戦に終りはない。