一般財団法人への移行準備:土肥舟艇協会理事長が舟艇懇話会で紹介

摘要

（財）舟艇協会（東京都海区浜松町一－二－一七－一一〇一電話〇三－三四三四局五一八五番）の「夏の舟艇懇話会」は、去る七月二十六日（火）十八時から芝パークホテル桜の間で開催された。当日は、廣郡洋祐専務理事の司会により、土肥由夫理事長が参会者に謝意を表したうえ、①去る五月二十六日開催の「舟艇の構造接着工法の技術講習会」が関係者の大きな関心を集めて盛況だったことを紹介し、この技術が舟艇建造における工数の削減、建造時間の短縮につながるほか今時の震災で損傷した船の修理にも役立つこと、②日本財団の助成を得て、日本の造船関連産業の総力を結集し、中国を初めとする新興国向けに舟艇の輸出を増やすための「舟艇産業の市場参入の基盤構築に関する調査事業」を開始したこと、③舟艇協会を一般財団法人に移行することで評議員会及び理事会の賛同を得たことから今後必要な手続きに入ること、など半年間の同協会の主な活動内容を紹介する挨拶を述べたのに続いて、小林務氏（㈱海洋水産システム協会顧問）の発声による乾杯を行なって会食歓談に移った。