アジア各国への活動をいっそう広げる

摘要

国際純正·応用化学連合（International Union of Pure and Applied Chemistry：IUPAC）の副会長に松本和子早稲田大学教授が就任した。 松本氏は2005年8月，北京で開催された第43回IUPAC総会のカウンシル会議で副会長に選任され，この1月に正式就任した。 IUPACの副会長は次期会長に就任することになっており，松本教授は2007年12月末まで副会長を務め，2008年1月（任期2年）に会長に就任する予定。 IUPACの90年の歴史のなかで，日本人では2人目，　 女性化学者が会長に就任するのは松本氏が初めてとなる。