政策分科会意見案が大筋合意に:来年1月に政府原案を閣議決定へ

摘要

総合資源エネルギー調査会基本政策分科会は12月13日に最終会合（第13回）を開き、これまで議論を積み上げたエネルギー基本計画に対する意見案を大筋合意した。原発に慎重な2人の委員から「原発に関する修正があまり反映されていない」「意見案なら意見として残してほしい」などと不満もあったが、三村分科会長は幅広い意見のあったことは何らかの形で残していくが、細かな修正などを分科会長に一任するという形で了承を得て押し切った格好だ。同日朝の閣議では原子力関係閣僚会議と最終処分関係閣僚会議を新設することで了解し、年内にもエネルギー基本計画の原子力部分を中心に議論する。