バター、パンなど食品中心に実感　消費意欲の減退をカ口達か

摘要

原材料価格の上昇を背景に消費財の値上げが相次ぐなか、消費者はパター、パン、即席めんを中心に値上がりを強く感じている。 日経産業地域研究所が2008年10月に主要な食品·日用品20品目を対象に消費者が値上がりをどの程度感じているかを調査したところ、パター·チーズで「大変高くなっている」との回答が44.6％となり、最も高かった。 合計で8品目が20％を超えた。 個人所得が伸び悩んでおり、値上がりが消費支出の減退を加速する要因となっている。 メーカ正や小売店は商品価格への転嫁を抑えたり、低価格商品の品ぞろえを充実させたりと対策に力を入れている。