興研と重松製作所、不織布素材も大きく貢献、呼吸用保護具、粉じん、防毒マスクの研究·開発が結実、震災や原発事故、除染対策用の需要が大幅に増加、今後望まれる規格強化対応の方向性は'放射性物質含有の粉じん捕集対策·対応製品'の開発、今後の技術的進歩に期待

摘要

興研と重松製作所は、東日本大震災で必須な供給先として注目を集め、DuPont社Tyvek~R防護衣とペアになって現場作業員が使用している。この震災や原発事故対策用の高価で本格的な公共向けマスクの需要が大幅に増加、顧客企業の投資の回復で防じん·防毒マスクも伸び、震災や原発事故対応、除染作業の進展で増収、増益をもたらして大きな話題となっている。