バルク貯槽は前年同月比▲14%、溶接容器は▲34%と3月度実績も不振

摘要

㈱日本溶接容器工業会は10日、3月度のLPガス用バルク貯槽·同容器と一般用溶接容器の生産（バルク貯槽は輸入含む）実績を明らかにした。 「バルク貯槽」は500短以下だけは2月度に続いて前年同月実績を上回り、2％増の406基となり一応健闘したが、300kg以下は▲13.1％の530基、1,000kg未満も▲31％の291基に止まったためトータルも▲14.2％の1,227基となり低調に終った。 バルク貯槽月間トータルは、07年12月から16カ月間前年割れが続いており、依然として低迷状態から脱却できていない。 因に「バルク容器」は販売事業者が物流合理化に寄与せずと判断しているためか、3月度も前月に続いて実績はゼロだった。 これでゼロ行進は07年9月以降19カ月連続。