アジアの過剰設備が問題に日本の軽油輸出も減少が心配

摘要

日本エネルギー経済研究所は「アジアの石油流通の現状と価格形成メカニズム」の調査結果を発表した。世界の中で最も発展が著しいアジア主要国の石油需給、価格動向を調査して日本の石油産業への影響、課題を指摘したものである。需要は中国、インドでは増加するが、供給面でも精製能力が増強される状況にあり、2015年には供給過剰が予想される。