中·日間のアパレルSCMで排CO{sub}2と物流コスト大幅削減へ～住金物産·縫製工場から店頭までの輸送全体最適化

摘要

物流に係る燃料消費削減の実効性を高めるには，荷主·物流事業者が互いに知恵を出し合い連携·協働することがポイントになる。 同会議ではその枠組みによる新技術導入，ビジネスモデル再構築，また包括的なアウトソーシングやオープン参加型モーダルシフトなど産業横断的な取り組みを公募し，物心両面で支援してきた。 本稿ではそのうち同会議平成18年度モデル事業に認定された「アパレル物流における海外縫製工場から日本の最終店頭までの輸送手段の全体最適化による環境物流の設計」（事業推進者：住金物産㈱／㈱阪急交通社）を取り上げ，アウトラインとその効果についてレポートする。