CTおよびMRlの発展と心臓核医学のサポート

摘要

虚血心筋の検出や心筋バイアビリティの評価において心筋シンチグラフィーは長い歴史とともに揺るぎない評価が確立され、さらには心筋FDG－PETの発展を迎えている。 これに対して心臓MRIとCTは、歴史は浅いものの、装置とアプリケーションの目覚ましい進歩によって、1回の検査で冠動脈、心筋港流、心機能の評価が可能なまでにまたたくまに発展を遂げた。 これらのMRIとCTの急速な発展は、冠動脈はともかく、心筋港流や心機能の評価の背景には常に心臓核医学のサポートがあった。