術後22年目に弁機能不全により再弁置換を行った僧帽弁位牛心膜生体弁の一例

摘要

「目的」22年前に僧帽弁狭窄症で牛心膜生体弁にて僧帽弁置換術を施行例が人工弁機能不全を起こし再弁置換を施行した1例を経験した。 検索上最長摘出であることからその弁評価について報告する。 钢⒗?2才男性、僧帽弁閉鎖不全が原因で心不全を来たし入院となった。 同患者は22年前に僧帽弁狭窄症にて他院で牛心腹生体弁（Carpentier－Edwards PERIMOUNT（CEP）pericardial mitral valve）29mmによる僧帽弁置換術を受け、その後当院循環器内科外来通院となっていた。 弁置換術後15年日の心エコーで僧帽弁逆流2度を認めていたが、症状も無く経過観察となり、その後、徐々に労作時息切れを自覚するようになった。