ボイラ配管溶接部に対する超音波探傷技術の開発 その1：小型自動探傷システム

摘要

火力発電設備におけるボイラ配管溶接部においてクリープによるタイプIV損傷の発生が危惧されている．配管肉厚内部のタイプIV損傷を検出する最も有効な非破壊検査法は超音波探傷試験である．本研究では，配管の周および長手溶接部を効率的に検査するための小型2軸スキャナを開発し，自動探傷システムを構築した．