ハードディスクドライブ保護膜用HDD成膜装置の動向

摘要

HDD（ハー下ディスクドライブ）では、低コスト、大容量化に向けた高密度記録の技術革新が進められている。垂直磁気記録の採用や、データ記録·再生ヘッドの位置決めと浮上の制御が高精度化しており、現在、記憶容量が2TBの製品も登場してきている状況だ。しかし昨今はフラッシュメモリーを用いた記録用メディアの大容量化·低価格化が進んだことで、単純なデータ保存用としてだけではなく、システム運用のためのメディアとしてもHDDを置き換えようとする動きが活発になってきている。このため、必然的にHDDに求められる性能も高まっている。