2015年の安全無生10大ニュース

摘要

56人に回答してもらったアンケート（10月1日現在までのニュースから、1人3つまで選出）では、6割の人が選んだ「中国·天津の危険物倉庫で大爆発」が1位だった。160人以上の死者を出す大惨事の現場となった天津市には多くの日本企業が進出しており、今後を懸念する声が相次いだ。近年多発している大規模な自然災害では、堤防が決壊して濁流が地域と住民をのみ込んだ「台風18号」の猛威が2位、活発化する火山活動が6位。また、この12月スタートのストレスチェック制度に伴う省令等の公布が3位、「精神障害の労災認定が過去最多」が5位と、メンタルヘルスに関する動きへの関心も高かった。10位までには入らなかったものの、静岡·西伊豆町での電気柵の感電死傷事故、台湾のイベント会場で多数の死傷者を出した粉じん爆発などにも複数の票が集まった。