農大レポート専攻実習生を訪ねて

摘要

今回は農業試験場環境部を訪ね　 ました。 ここでは、専攻科学生一名、普　 通科学生二名が土壌や肥料に関わる調査研究に取り組んでいます。 専攻科二年生の藤岡洋介君に実習内容などについて聞きました。 「堆厩肥を利用した飼料用イネ栽培の施肥管理技術」です。 環境問題に対する関心が高まってきていることから、家畜糞尿を堆厩肥等として有効活用を図ることが求められています。一方、本県における畜産は購入飼料依存型の飼養形態なので、飼料自給率を高めることが課題となっています。 また、米の生産調整が強化されているため、転作作物としての飼料用稲の重要性も増しています。 このような状況から家畜の糞尿を利用して飼料用稲を栽培するための施肥管理技術をテーマとして取り上げました。