100Gbps超級光コア·メトロネットワーク向け誤り訂正技術

摘要

スマートフォンの普及や映像配信サービスの拡大などを背景に，通信トラフィックは増大し続けている。今後も，年率1.4倍で増加するという予測もあり，コア·メトロネットワークや海底ケーブルネットワークの大容量化への要求が拡大している。これらを支える光波長多重伝送装置（Wavelength Division Multiplexing：WDM）では，1波長当たり100Gbpsを超える大容量化の検討が始まっている。光通信の大容量化に必須な技術の1つである誤り訂正技術では，大容量化によって増大する伝送路雑音の影響に対応するため，誤り訂正能力の高性能化が要求されている。誤り訂正能力の高性能化によって伝送可能距離を延伸でき，中継器を増やさず大容量化できるなど効率的なネットワークが実現できる。