コメ価格センタ榊における平成19年産入札取弓りレールの改正について

摘要

1平成18年産の取弓りレール改正　 当センターにおいては、平成2年の設立以来、ほぼ毎年入札ルールの見直しを実施しながら、米穀の需給動向及び品質評価を適確に反映した価格形成を図るべく努めて参りました。平成19年産の取引ルールの改正について説明する前に、昨年の18年産のルール改正について簡単に触れておきます。 米架空取引事件等を受けて改正されたルールの下で実施された17年産取引においては、銘柄によっては大量の落札残が発生し、全農の米事業改革への取組もあって、売買当事者等から、センターの市場としての機能の更なる改善の必要性が指摘されました。 このため、農林水産省総合食料局に設置された「コメ価格センタ｝の入札取引のあり方に関する検討会」において検討が進められ、『コメ価格センタ取引ルールの見直しの方向』がとりまとめられました。 18年産の取引ルールの改正は、このとりまとめに基づき行われました。